毎年、雨季の終わりから冬の始まりにかけて、驚くべき自然現象がタイのトラート県で見られます。10月から11月にかけて、ムアントラート郡レームクラット地区のクローンサーン村の海には、色とりどりのクラゲが出現します。白、緑、青、茶色などさまざまな色のクラゲが広がり、特に水が澄んでいて風や波が穏やかな時に、その美しさを間近に楽しむことができます。観賞に最適な時間帯は、午前6時から11時頃です。
この海域には、トードクラゲ、ロッドチョーククラゲ、カップクラゲなど、観賞に安全な種類のクラゲが多く生息しています。一方で、有毒な「ボックスクラゲ」と呼ばれるクラゲもいるため、注意が必要です。クラゲ観賞には地元漁民の船を利用することができ、ライフジャケットの着用や安全指導も行われるため、安心して楽しむことができます。
クラゲ観賞時の注意事項
-必ずライフジャケットを着用すること
-クラゲには直接触れないこと
-毒を持つクラゲに触れた場合に備えて酢を携帯すること
-日よけ対策として傘や帽子を用意すること
一年に一度だけ見られる、この色鮮やかなクラゲの神秘を、ぜひタイ湾のトラート県クローンサーン村でご体験ください。
詳細情報:タイ国政府観光庁(TAT)
電話:02-250-5500
TAT観光支援センター:1672