現在、海外から商品を輸入または輸出するためのサービス提供者は、タイの郵便会社だけでなく、速達サービスの企業も登場している。その企業は関税局によって、タイ王国へのDOOR TO DOOR輸出入の責任者として登録されている。企業自体は輸入業者・輸出業者の代わりに、関税局によって決まった通関手続きを行う役割があり、現在、Fed Ex、UPS、DHL、TNT などの速達サービス企業がある。
海外から輸入速達貨物は下記のように4つに分類される。
タイプ 1 : 書類
• 1987年関税定率法の輸入税の関税率、第2部に基づく関税を支払う必要のない貨物であり、禁止または制限されていないもの。
• 運送業者は輸入申告書を申請し税関職員による通関検査が完了後、貨物を輸入者に引き渡す。
タイプ 2 : 下記の項目が含まれる。
• 1987年関税定率法の輸入の関税法第2部に基づく関税を支払う必要のない貨物であり、禁止または制限されていないもの。
• 1987年関税定率法の12 第4部に基づくCIF価格がそれぞれ1,500バーツを超えない輸入品であり、禁止または制限されていないもの。
• 1987年関税定率法の14 第4部に基づく商業価格้がなく、サンプルとして使われる貨物であり、禁止または制限されていないもの。
- 税金を支払わない物品または免税品。
・運送業者は輸入申告書を申請し税関職員による通関検査が完了後貨物を輸入者に引き渡す。
タイプ 3 : 1987年関税定率法の輸入税の関税率第2部に基づく貨物であり各航空貨物運送状(House Air Waybill)のFOB(Free On Board)価格は 40,000バーツを超えず、禁止または制限されていないもの。また、第4部に基づく税制上特典品でないこと、また、出荷前解析用サンプル品でないこと。
• 税金がかかるもの。
• 運送業者は輸入申告書を申請し、輸入者に代わって関税率に追従した税金の支払いをし、税関職員による通関検査が完了後貨物を輸入者に引き渡す。
タイプ 4:上記のタイプ1、2、3以外のもの。
• 税金がかかる貨物、制限された貨物、税制上特典品、出荷前解析用サンプル品。
• 輸入者は、電子通関システムで輸入申告書を申請し、税関から貨物を取り出す際に、税関職員による通関検査に合格した。
注記
速達運賃は、通関手続きで関税額を決定するために下記の条件が適用される。
1.商品価格表に記載されている送料、または輸送費支払い証明書に参考。
2.商品の価格表に送料が含まれていない、または、輸送費の支払い証明書がない場合、関税局が発表した速達向けのゾーン別航空運賃に参考。
2023年2月18日の時点の情報
参考:税関局
電話番号 1164 または +66 2667 6107 / 8