Magik Color :タイの自然な染料で作られた布用の天然粉末染料で化学物質の使用の減少

     今日は、Magik Colorという名前のプロジェクトの更なる成功を見に行きましょう。このプロジェクトは、タイの天然色素を使用した織物のプリント粉末の開発を目指しており、ビジネスオーナーや繊維産業における重要な原料である布のプリントに使われるものです。従来のプリント粉末には有害な化学物質が含まれており、使用者や環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

     そのため、エムテックとNSTDAは協力して、タイ国内の生物多様性の中で見られる様々な天然資源を活用して、新しいプリント粉末を開発しています。これらのプリント粉末は、シルクスクリーン印刷、ブロック印刷、ステンシル印刷の技術を用いて、天然繊維と合成繊維の両方に対応しています。これらの原料は4種類の原料から取れています。Lac は赤とピンク、African marigold は黄色と赤茶色、Red Mangroveの皮は黄茶色、Camellia oleifera の皮は灰色と黒を出します。特に最後のふたつの原料は産業の廃棄物を再利用することで価値を高めています。Red Mangroveの廃棄物はサムットソンクラン県で製造された炭火焼き用の木炭の製造から生じる廃棄物であり、国内および輸出用に生産されています。一方、Camellia oleifera の皮は、食用油の製造から生じる廃棄物であり、天然の原料から抽出した色素の製造に使用されています。これらの天然原料を使用したプリント粉末を使って製造した織物は、化学物質の使用量を約20%以上削減出来ます。また、他の成分と同様に、化学物質を含まないかを確認するための安全性テストも実施済みです。

     しかし、天然の色素を使用した色は、化学物質で作られた色と同じように耐久性があるとは限りません。この開発された配合による染色技術は、特に幼児用の洗剤など、布地に対してより穏やかな効果を持つ洗剤で30回以上洗濯することができることが、研究チームによってテストされました。洗濯するたびに色は徐々に色が薄れていきます。

     産業レベルで天然粉末染料を製造する技術の導入に興味を持つ事業主様、または天然色の印刷用粉末の製品を試用したい方は、Business and Industry, Business Development Division, NECTEC、The National Science and Technology Development Agency (NSTDA)までお問い合わせいただけます。 . 

2023年3月2日最新情報
出典 :The National Science and Technology Development Agency (NSTDA)
電話番号:+66 2564 8000


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