定年退職後にタイでの長期滞在を希望する外国人は当該外国人の国で、タイ大使館または総領事館で10年間又は1年間の退職者長期滞在ビザ (Long Stay O-X)を申請する必要がある。タイで長期滞在を希望する方、特に 10 年間長期滞在は次の資格を満たす必要がある。
満50歳以上の外国人であること(申請日を起算日とする)且つイギリス、オーストラリア、デンマーク、フィンランド、フランス、アメリカ、イタリア、ノルウェー、スウェーデン、日本、カナダ、ドイツ、オランダ、スイスのいずれかの国籍及び旅券を有する者。
(ア) 3,000,000バーツ以上のタイの銀行でタイ国内の支店に定期預金を有し又は
(イ) 1,800,000バーツ以上のタイの銀行でタイ国内の支店に定期預金と年間1,200,000バーツ以上の収入を有し、1年間に3,000,000バーツ以上のタイの銀行でタイ国内の支店に定期預金を持つことが必要である。
(ア)又は (イ) の金は最低1年間を保管しなければならない。当該期間を過ぎた後に引きだすことは可能だが、口座に1,500,000バーツ以上の残高がないといけない。お金の引き出す目的は、治療費、コンドミニアムの購入、乗り物の購入、子の教育費などタイ国内で支払う費用のみ。